皮膚は人体で最大の臓器であり、
皮膚にはさまざまな病気があります。
簡単に治るものもありますが、根気よくつき合っていく
必要のあるものも少なくありません。
皮膚科では、全身の皮膚に生じる
様々な疾患の診察と適切な治療を行い、
より良い皮膚の状態を保つお手伝いをいたします。
薬の適切な塗り方や、日々の保湿など生活面の
アドバイスも丁寧に行いますので、
小さなことでもぜひ気軽にご相談ください。
アトピー性皮膚炎
4つの治療法から患者様に最も有効な
治療法を選び、
適切な治療を行います。
円形脱毛症
「オルミエント(JAK阻害薬)」
円形脱毛症に新しい切り札となる治療薬
治療の説明
- ・円形脱毛症でお困りの方
- ・抗炎症外用薬(ステロイド外用剤・プロトピック軟膏など)を一定期間投与しても、
充分な効果が得られなかった方 - ・15歳以上の方
治療の説明
円形脱毛症はリンパ球と言われる本来自分を守ってくれる細胞が何故か自分の毛根を攻撃してしまうことにより起きると言われている病気です。原因ははっきりわからなく遺伝子異常が関与していると考えられています。円形の脱毛が一つだけできるようなものから頭だけでなく全身の毛がなくなってしまうようなものあります。
治療はステロイドの全身投与(注射や内服)やステロイドの局所注射(脱毛部分に直接注射)、紫外線療法、ステロイド外用などがあります。改善することもありますが、なかなか治療効果がなかったり脱毛が頭皮全体、眉毛にまで及び非常に悩んでる患者様も多い病気です。
2022年から新しいお薬が使えることになりました。オルミエント(JAK阻害薬)といい、皮膚科ではもともとアトピー性皮膚炎の治療として使われていた薬剤です。オルミエントは毎日一錠内服する薬剤になります。内服治療ができるのは、15歳以上の慢性期の円形脱毛症(症状が出始めて6か月以上経過して安定している)の患者様で、脱毛面積が被髪頭部全体の50% 以上の人です。
全頭型や汎発型も適応になります。
治療効果は高く、ウィッグなしで生活できるようになる可能性があります。
円形脱毛では毛包組織に対する自己免疫反応が関与して発毛を阻害していることがわかっており、オルミエントのJAK阻害薬が免疫の働きの一部を抑える作用があるため、その異常な免疫を抑えて頭髪や眉毛、睫毛などの脱毛の改善が期待できます。
じんましん
手湿疹
主な症状
主婦湿疹などと言われることもあります。洗剤やお湯・消毒・薬品などで手の油分が奪われて乾燥し、外部刺激(ほこり・擦れなど)により痒みが生じます。痒いため掻いてしまい、皮膚が硬くなったり、しわや関節部分でひび割れたりしてしまいます。予防として、日々のケアが非常に重要になります。 水を使う時は、ゴム手袋をして保湿を頻回にすることが重要です。
治療の説明
治療としては、ステロイドの塗り薬になります。ひび割れているところは、特に強いステロイドを塗ったり、ステロイドの貼り薬を使用したりします。また、夜間は保湿と塗り薬の上からビニール手袋などをして寝ると、治療効果は高くなります(密封療法 ODT)。
乾燥性湿疹
主な症状
乾燥により皮膚に痒みが起きることにより、皮膚をかきむしってしまい乾燥だけでなく、かさぶたなども形成してしまっている状態です。皮膚が乾燥していると外部刺激(ほこり、花粉、衣類の擦れ、汗など)で、皮膚がかゆくなり、かきむしってしまうことにより引き起こされます。 高齢者に多いと思われがちですが、子供から若者まで全年齢層で多い皮膚病です。 兎にも角にも保湿が重要になります。 症状によりますが、冬場だけでなく夏場も保湿が必要になる場合もあります。症状がひどい場合は、保湿剤だけでは皮膚症状がよくなることはありません。
治療の説明
痒みを抑える抗アレルギー剤の飲み薬やステロイドの塗り薬を保湿剤と併用して、治療していくことになります。幼少時に乾燥症状が強くても、成長する過程で皮脂の分泌は増えますので、症状は改善することが多いですが、幼少時に治療せず放置すると、良くなるものも良くならないことがあります。乾燥は皮膚の老化も早めます。最近では、新型コロナ感染症の影響でマスク荒れや手荒れも多いですが、これらも保湿である程度は防げます。保湿はメリットはあってもデメリットはないと言っても過言ではありませんので、しっかりすぎるくらい保湿することが理想です。
疥癬
(かいせん)
主な症状
疥癬虫という虫が、皮膚に感染することにより引き起こされます(小さくて肉眼では見れません)。皮膚から皮膚に感染することが多く、医療従事者(看護師さん、リハビリの先生、老人介護施設などで働いているヘルパーさん)や、またその家族などが感染することがあります。
疥癬と気づかれず、湿疹としてステロイドなどで治療されていることが多くあり、皮膚科医が診察して、気づかれるというケースが多くあります。夜中に物凄く痒いことが特徴です。手のひらや足の裏、陰部に特徴的な皮疹が出ることが多く、この部位の皮膚をとり顕微鏡で見ることにより、虫体や虫卵を見ることができれば診断できます。体にできる皮疹は、虫体や虫卵によるアレルギー反応で出るものがほとんどです。
治療の説明
治療は飲み薬による治療が基本になります。1~2週間に1度飲み薬を使用します。
皮膚を見るだけでなく、実際に皮膚をとり検査し虫体・虫卵がいなくなるまで飲み薬を使用します。
水虫(足白癬)
主な症状
足白癬と言います。糸状菌とういう真菌(細菌でバイキンではありません)が、皮膚や爪に感染することにより、症状が引き起こされます。症状としては、足の指の間や足の裏の皮むけ、踵の過角化(硬くなってガサガサする)、爪の場合は、厚くなってボロボロになり白黄色に変形します。 意外なことに痒みが出る確率は、そんなに高くありません。
治療の説明
診断は皮膚や爪を少しとって溶かし顕微鏡で見ることによって、その場ですぐに診断できます。受診前に市販の塗り薬を使ってしまうと、検査してもわからないことがありますので、みずむしかな?と思ったら自分で治療を施せずに、病院やクリニックを受診することを勧めます。 治療は主に塗り薬になりますが、爪や体にできるものは飲み薬による治療が選択されることもあります。
余談ですが、みずむし?と思っても湿疹(異汗性湿疹、汗疱性湿疹)のこともあり、見ただけでは皮膚科医も診断できません。必ず皮膚を取って検査しないと診断はできません。また、爪みずむしに関しても、ただの外傷性の肥厚(擦れることによる変化)のこともあります。こちらは、皮膚科医であれば爪みずむしとの区別はつきますので、検査しないこともあります。
やけど(熱傷)
主な症状と治療の説明
程度によって1度、2度、3度熱傷があります。
◉1度熱傷は、軽いやけどで赤くなる程度のやけどのことです。
治療の必要はほとんどなく跡も残りません。
◉2度熱傷は、さらに浅い火傷(SDB)と深い火傷(DDB)に分けられます。
治療が必要になり、DDB に関しては手術が必要になることもあります。
◉3度熱傷は、痛みがなく皮膚が壊死し白色になります。
治療は手術でやけど部分を切除し植皮することが必要になるケースが多いです。
保存的治療(手術しない治療)も可能なこともありますが、非常に時間がかかります。
2度熱傷と3度熱傷の治療は、まずは洗浄になります(毎日水道水で洗う)。
消毒する必要はありません。 そして、症状にあった塗り薬を使用して治療していきます。
ご存知と思いますが、やけどは最初に冷やすことが兎に角重要です。
洋服の上から熱湯などがかかった場合は、洋服を脱ごうとせず、洋服の上から水をかけ冷やし、それから洋服を脱ぐようにしましょう。もちろん、その後に病院やクリニックを受診してください。なお、昔から言われているアロエなどをやけどに塗る(貼る)ことはやめましょう。
いぼ
主な症状
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)という立派な正式名称があります。ヒトパピローマウィルスというウィルスが皮膚に感染することによって起こります。手のひらや足の裏に多くその他身体中どこにでもできます。子供に多いですが、大人にももちろんできます。治療せず放っておくと、大きくなり数も増えます。
治療の説明
治療は液体窒素で凍らせる治療を1週間に一度行い、治療していきます。痛みがある治療であるところが難点ですが、有効な治療法があまりなく昔からこの治療が選択されています。期間はかなり長くなる(数年)こともあります。CO2 レーザーなどによる治療もありますが、自費の治療になります。
ちなみに首や脇の下にできているのは、このいぼではなく軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)と呼ばれるもので、うつったりはしません。
大きいものは切除、小さいものは CO2 レーザーで治療したりします。
また、目の周りにできる小さな白いできものは稗粒腫(はいりゅうしゅ)と呼ばれるもので、これは針で表面を破り中身を取り出して治療します。
たこ
主な症状
主に足の裏にできる硬いできものです。ウオノメやタコなどと呼ばれています。鶏眼(けいがん)、胼胝(べんち)が正式な名称です。主に長期的な刺激(歩き方や足の形などにもより、ハイヒールなどが原因の一つになる)によりできてしまいます。小さくても痛いこともあり、治療が必要になることがあります。
治療の説明
一度できてしまうと完全に無くすことは難しく、状況によりニッパーでくり抜いたり、専用の道具で削ったりと痛みを緩和させる治療が主になります。症状がひどい場合は、月に2回まで病院で削ることができます。
かぶれ
主な症状
かぶれは濃度依存性のかぶれとアレルギー性のかぶれがあります。濃度依存性のかぶれはある一定以上の濃度のもの(薬品など)であれば、誰もがかぶれてしまうというもので、誰もがこれに触れればかぶれを引き起こします。 アレルギー性のかぶれとは、例えば白髪染めのかぶれや化粧品かぶれなど、誰もが起こすわけでなく、ある一定の方がなってしまうかぶれです。これは、どんなに少量でもどんなに濃度が低くても、症状が引き起こされるため一度起こってしまった場合は以後触れることを徹底的に避けなければなりません。
治療の説明
治療はステロイドの内服と抗アレルギー剤の内服、ステロイドの塗り薬を使って治療していきます。最近では、花粉による顔のかぶれやある種化学繊維の下着などのかぶれなども気づかずに見過ごされていることもあります。
乾癬
主な症状
乾癬にはいくつかタイプがありますが尋常性乾癬が大半を占め、“尋常”とは普通という意味で、乾癬患者さん全体の約70〜80%が尋常性乾癬です。免疫作用として外敵から体を守ってくれるはずのサイトカインという物質が過剰に働くことで起こり、サイトカインによってリンパ球が炎症を引き起こすさまざまな物質を生み出し、皮膚や関節で乾癬症状があらわれます。
皮膚が赤くなる[紅斑(こうはん)]、皮膚が盛り上がる[浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう)]、銀白色のフケのようなもの[鱗屑(りんせつ)]が付着しはがれ落ちるなどの症状がみられます。
通常、皮膚が生まれ変わるまでの時間(ターンオーバー)は45日ほどですが、乾癬では4~7日間と新陳代謝の速度が約10倍となり表皮が異常に増殖します。
皮膚のどこでもおきる可能性がありますが、頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざ、おしり、太もも、すねなど外部からの刺激を受けやすい部位でよくみられます。かゆみで悩むひとも多く、掻いてしまうと乾癬が悪化してしまいます。最初は直径数mm程度の小さな発疹から始まり、次第に乾癬特有の赤く盛り上がった発疹となります。乾癬では症状が出ていない皮膚に引っ掻くなどの刺激を与えると、その刺激をきっかけに新たな発疹が現れることがあります。これをケブネル現象といい、衣服や眼鏡、ベルトなどの刺激によっても起こることがあります。衣服は柔らかい素材やゆったりしたサイズのものを選び、皮膚を掻いたりしないようにしましょう。
治療の説明
乾癬の治療には、「外用薬(塗り薬)」、「光線療法(紫外線照射)」、「内服薬(飲み薬)」、「生物学的製剤(注射または点滴)」などさまざまな選択肢があり、最近は新たな治療薬も続々と登場しています。また、乾癬は慢性的な疾患であるため、長期にわたるコントロールが必要です。乾癬の症状は個人差が大きく、治療の目的や目標も異なります。多様な選択肢が存在する乾癬の治療では、基本は活性型ビタミンD3製剤やステロイドの外用が中心で、ステロイドは炎症を抑える作用、ビタミンD3は皮膚の新陳代謝をととのえて正常な皮膚にしていく働きがあります。なお最近は塗り薬や飲み薬、紫外線療法で改善がない場合など、高度な治療として生物学的製剤(スキリージなど)の皮下注射が非常に有効性評価も高く使われています。
お子様の皮膚は、成人と比較し薄くて非常に繊細です。
皮膚のバリア機能も未熟で、角質の中の水分が
蒸発しやすく、
細菌やウイルス感染による皮膚疾患が
出現することも少なくありません。
そのため肌を健やかに保つスキンケアから
サポートいたします。
お子様に対しては特に優しくフレンドリーに
接することに努め、
必要となる肌ケアの方法なども
ご家族に分かりやすく丁寧にアドバイスいたします。
じんましん
乳児湿疹
主な症状
生後2~4週間ごろから見られる湿疹で、急激に皮脂の分泌が増えるために起こると言われています。
治療の説明
症状が軽い場合は、皮膚の保湿や皮膚を清潔に保つことで、2~4ヶ月で皮疹は治まってきます。症状が重い場合は、ステロイドの塗り薬などの治療が必要になります。
また、乳児湿疹だけであれば月齢とともに治まってきますが、同時期にアトピー性皮膚炎の症状が出てくると、月齢による改善は見られず治療せず放っておくとどんどん症状は悪くなっていきます。同じような時期に症状が出てくるため区別することは難しいですが、乳児湿疹の症状が重く治りにくい場合は、アトピー性皮膚が隠れている場合があります。
水いぼ
主な症状
伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といい、ポックスウィルスが皮膚に感染しておこる病気です。プールなどで、ビート板などから感染します。多くは7歳未満の子供の顔・体・手足に小さな白い光沢のある丘疹(盛り上がる皮疹)ができるのが水いぼです。ほとんどの人が7歳未満に感染し、免疫を獲得します。免疫を獲得してしまえば、水いぼは治りますし、その後かかることはありません。免疫を獲得するまでの期間は、6ヶ月~3年(平均6~7ヶ月)です。治療は免疫を獲得してしまえば、治癒するので必要ありません。
治療の説明
保育園や幼稚園などの決まりで取らなければいけない場合は、痛み止めのテープを貼ってからピンセットでつまみ取ります(痛みは完全には取れません)。免疫を獲得されるまでの間に、増やさないようにするためには保湿が重要になります。ステロイドの外用は、水いぼを広げてしまうので塗ってはいけません。
いぼ
主な症状
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)という、立派な正式名称があります。ヒトパピローマウィルスというウィルスが、皮膚に感染することによって起こります。手のひらや足の裏に多く、その他身体中どこにでもできます。治療せず放っておくと、大きくなり数も増えてしまいます。
治療の説明
治療は液体窒素で凍らせる治療を、1週間に一度行い治療していきます。痛みがある治療であるところが難点ですが、有効な治療法があまりなく昔からこの治療が選択されています。治療期間は、かなり長くなる(数年)こともあります。
とびひ
主な症状
伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といい、ブドウ球菌というバイ菌が皮膚で悪さをすることにより起こります。夏場に多く、虫刺されや擦り傷などをかき壊した部位に、水ぶくれやびらん(皮膚がむけている状態)ができます。
伝染性というだけあり、うつりやすいためプールや兄弟での入浴は避けましょう。
治療の説明
治療は抗生剤の飲み薬と、痒い場合は痒み止め(抗アレルギー剤)の飲み薬、弱目のステロイドを外用します。
毎日洗うようにしましょう。消毒は必要ありません。
あせも
主な症状
あせもは、汗の出る穴がほこりなどの汚れで詰まり、汗がでにくくなることで起こります。首や脇の下、膝裏や肘裏、おむつ内などにできることが多いです。夏場に多いですが、子供は汗かきのため冬場にもなることがあります。
治療の説明
治療はステロイドの塗り薬や、痒み止め(抗アレルギー剤)になります。症状が軽い場合は、汗をかいたら拭う(擦って拭いてはいけません)、洗い流す、涼しい 環境で過ごすなどといったことで、改善する場合もあります。
おむつかぶれ
主な症状
おむつの中でおしっこや特に便が接触している部位が赤くなり、痒みをともないます(汗で痒くなることもあります)。下痢などが続き症状が悪化すると、痛みを伴い拭くことを嫌がったり、お風呂で泣いてしまったりします。この場合は、拭かないでぬるま湯で洗い流すと痛みは少なくて済みます。
治療の説明
治療はステロイドの塗り薬を使い、まめにおむつ交換をすることが重要です。さらに、以前はよく亜鉛華軟膏やワセリンなどを保護目的で塗っていましたが、あまり効果はありません。最近では、処方できるものではありませんが撥水クリームがあり、これがおむつかぶれの治療及び予防に非常に優れた効果があります。
カンジダ皮膚炎(カンジダというカビが原因でなる皮膚炎)、亜鉛欠乏症ではおむつかぶれと似たような症状が出るため区別することが重要です。
美容皮フ科では、皆様がお気軽にお肌の様々な悩みを
相談できるように治療やスキンケアを行います。
保険診療で提供できない治療でも、
美容の施術でご希望に添える効果が期待できます。
人気美容施術の医療脱毛、
眉やリップへのアートメイクを行っております。
なお、施術室には専用のパウダーコーナーも
完備しておりますので、
身近で通いやすい当院を
この機会にぜひご利用ください。


医療脱毛
当院では医療脱毛機器「Splendor X」を使用して、肌色や毛質を問わず、均一なエネルギー分布と冷却システムで高い安全性と、効果的かつスピーディーな脱毛を実現します。
こんな方におすすめ
- ・永久脱毛を目指して美肌を追求したい
- ・太い毛や濃い毛から産毛まで無くしたい
- ・短期間かつスピーディーな施術時間で脱毛したい
- ・施術の痛みと熱傷のリスクを最大限軽減したい
- ・小児のお子様でも脱毛をしたい
- ・医師や看護師の施術で安心に脱毛をしたい
施術の説明
医療機関で、医療従事者しか取り扱いができない高出力のレーザー脱毛機を使用し脱毛する施術を「医療脱毛」と言います。高出力のレーザーで照射を行い、発毛組織を破壊することができるので、根本的に毛を無くすことができます。1回の施術でムダ毛が一切生えなくなるわけではありません。人の体毛には「ヘアサイクル(毛周期)」といって、毛が生え変わる周期があるため、それに合わせて複数回の施術が必要となります。また、ヘアサイクルは体の部位によっても異なります。
当院で導入したスプレンダーXという脱毛機は、医療用脱毛機において20年以上の歴史があるLumenis Be製の熱破壊式脱毛機で、厚生労働省が薬事承認認可した脱毛機です。皮膚の浅い層や中間層の毛組織の破壊に優れた755nm波長のアレキサンドライトレーザーと、皮膚の深い部分や濃い毛、太い毛、褐色肌にも有効な1064nm波長のヤグレーザーの2種類の波長を同時に照射し、それぞれの波長が持つ特徴を活かすことで、肌質・毛質を問わず脱毛ができ、この2波長を連続照射できる機能は「世界初」の機能となります。
レーザーの照射スポットもスクエア&大きな照射面積なため、肌に優しくて何よりスピーディーに短時間での照射が可能です。痛みに配慮されていることも特徴で、2種類の冷却クーリング機能が、施術の痛みと熱傷のリスクを最大限軽減し快適な治療を実現します。施術時間も短く痛みも少ないため、小児脱毛にも対応できオススメです。なお、レーザー脱毛には毛がなくなるだけではく、シミや毛細血管の除去による肌のトーンアップも期待でき美肌効果があります。
美しい未来を追求する妥協はしたくないよくばりなあなたへ、新しい脱毛の選択をご提案いたします。
施術前の注意事項
- ・照射前の日焼けは禁止です。日焼けした肌では副作用が強く出る可能性があります。日常から日焼け止めなど使用して日焼けを防いでください。日焼けをすると、レーザーが皮膚のメラニンに反応して炎症・ヤケドを起こしやすくなります。照射前も照射期間中も日焼けをしないようにご注意ください。
- ・毛抜きやワックスによる自己処理を止め、施術前日にご自身で、施術部位をシェーバー等で剃毛してご来院ください。毛が無いとレーザーで毛の組織にダメージを与えられないためです。剃毛をせずにレーザーを照射すると、ヤケドをしたり、痛みを感じやすくなります。また、脱毛の効果が出にくくなります。
- ・当日はシェーバー等をお持ちの上、化粧品や日焼け止めなどは落としてご来院ください。
- ・「発毛組織の破壊」は医療行為にあたるため、医療脱毛は医療機関でしか受けられません。医療脱毛はエステ脱毛よりも効果が高く、少ない施術回数で脱毛が完了します。また。医療従事者による施術のため、敏感肌の方や肌疾患をお持ちの方も、医師の診断のもと安全な施術がおこなえるため安心です。万が一の肌トラブルや脱毛後のアフターケアに関しても、医師が適切に対応いたします。
照射後の経過・合併症
- ・施術後は皮膚が乾燥しやすくなりますので、十分に保湿してください。
- ・毛穴の周囲が赤くなったり、毛穴が膨らむことがありますが、毛がレーザーに反応している証拠です。翌日にはおさまりますが、場合によっては数日続くこともあります。
- ・毛穴が毛包炎(ニキビのような反応)を発症する場合があります。レーザーにより脱毛治療を施した毛は通常1~2週間かけて抜け落ちるのですが、うまく表皮から抜け出せず埋没したままとなり、それが異物として炎症をおこした状態です。通常は1週間程度で自然治癒します。
- ・稀に軽いヤケドを起こすことがあります。ヤケドは1~2週間で治りますが、治った後に半年ほど続く色素沈着(茶色くなる)や色素脱失(白く抜ける)が起こることもあります。
- ・極まれに硬毛化と言われる現象が起こる可能性があります。これは毛の本数は減少するものの、毛が濃くなる・硬くなる・太くなる・長くなるといった現象です。原因ははっきりしていませんが、もし、硬毛化が起こった際には、通常よりも回数を多めに照射するなど、根気よく治療を行う必要が生じてきます。


アートメイク
すっぴんでも美しく。メイクしているようなパウダー眉、眉毛1本1本手彫りし自然で立体的な毛並み眉、 パウダー眉と毛並み眉を合わせた手法で立体感とメイク感を出してしっかり仕上げるミックス眉とお好みに合わせて選べます。
リップへのアートメイクもおこなっています。
こんな方におすすめ
- ・自分で眉やアイラインを上手く描けない
- ・眉が薄いのが悩み
- ・リップの血色が悪く、不健康そうに見える
- ・年齢とともに唇がくすみ、輪郭がぼやけてきたため“鮮やか”に輝きたい
- ・眉毛のメイク時間を短縮したい
- ・ジム・スポーツ・プール・温泉などの時でも、きれいなメイクをキープしたい
- ・すっぴんでも眉毛に自信をもてる自分を手に入れたい
施術の説明
アートメイクとは、皮膚の浅い部分(0.01~0.03mm)の部分に専用の針を使用し色素を着色していきます。アートメイクは時間の経過で皮膚の新陳代謝により徐々に薄くなっていきます。個人差はありますが、平均で1~3年で薄くなりますので、その時の好みやトレンドに合わせて色やデザインを調整していくことができます。通常のメイクと違い、濡れても擦っても落ちないのでメイク直しの必要もありませんし、素顔のままでもメイク後の状態が保てる“新時代”の無敵なメイクです。
デザインについて
当院は、カウンセリングの際に、お客様のご希望・ご要望を伺い汲み取った上で、ひとりひとりの骨格や筋肉に合わせた「黄金比」に基づいてデザインを考え、かつトレンドも取り入れた1番お顔立ちが美しく見えるデザインをご提案いたします。なお、ご提案にお客様がご納得された上で施術を開始しますのでご安心ください。アートメイクは医療行為のため、医療従事者が施術することが義務付けられています。当院では、医療アートメイク専門スクールで技術を習得したアーティスト(看護師)が施術いたします。
パウダー眉


グラデーション眉
グラデーション方法と言い、全体的に色味を入れていく方法です。
専用の機械で色素を入れていくので、眉の濃さは均一で、濃いめ眉、パウダーで描いたような眉毛が好みの方、メイクしているような眉がよい方にオススメです。
毛並み眉


立体的な眉
毛の流れを描く毛並み眉は、眉毛を1本1本手彫りでいれていき、その細かい傷口に色素を注入する方法です。部分的に生えない眉毛の部分なども、細かな修正も行えます。パウダー眉のように色味が入るわけではなく、まるで本当に眉毛が生えているかのような仕上がりになり、すっぴんでも浮きません。
ミックス眉


ナチュラル眉
パウダーと毛並みの両方を合わせた方法で、自毛のように毛並みを描いた後、眉全体にパウダー状に色素を重ねる技法です。自毛がもともと薄い方は、まつげが増えたかのような仕上がりに加え、パウダーでメイクしたような仕上がりになります。色ムラが目立ちにくく、ナチュラルさがミックス層は表現できます。
料金(税込)
毛並み眉
2回コース 90,000円
2回コース 110,000円
2回コース 122,000円
他院手術 33,000円
ミックス眉 49,000円
※デザイン変更は1回コースの料金になります。
当院で美容施術を希望する方へ
美容皮フ科のご予約は当面の間
お電話にて承ります。
下記電話番号よりご予約お願いいたします。
診療内容のご相談もカウンセリングいたしますので
お気軽にご予約ください。
お電話でのお問い合せ
- ※初診料3,000円(当日施術の場合は無料になります)
- ※ご連絡なくキャンセルの場合は初診料をお支払いいただきます。
- ※予約時間に遅れますと施術時間が短くなりますのでご注意ください。
- ※未成年の方が施術を受ける場合は保護者の同意が必要となります。
- ※自由診療となり医療保険はご使用できません
- ※自由診療はクレジットカード使用可